メタンガス 発生原因は埋立地の土壌『大阪・関西万博会場』

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2025年の大阪・関西万博を控え

では、なぜこのようなガスが発生するのか?

原因を探ってみましょう

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メタンガス発生の主な原因とは?

① 廃棄物処分場だった夢洲の土壌

夢洲はもともと廃棄物処分場として利用されていたエリアです

過去に生ごみや工業廃棄物などの有機物が埋め立てられており

それらが分解される過程でメタンガスが発生します

この分解は「嫌気性分解(けんきせいぶんかい)」と呼ばれ

空気のない状態で微生物が有機物を分解すると

二酸化炭素とともにメタンが生成されます

② 地下空間に滞留するガス

建設作業中に掘削や地下工事を行うことで

地中に溜まっていたガスが浮上・滞留することがあります

特に密閉空間ではガスが逃げ場を失い

濃度が高まる傾向があります

実際に起こった事故とその影響

この事故では約100㎡のコンクリート床が損壊し

改めてメタンガスの危険性が浮き彫りになりました

現在の対応と課題

・基準値を超えるメタンガス濃度

2025年4月6日には、会場内で基準値を超える濃度のメタンガスが検出され

爆発のリスクがあることが再確認されました

・換気と監視の強化

大阪・関西万博協会は、32億円をかけて換気設備を導入し

ガス濃度の監視体制を強化しています

測定回数や地点も増やし

リアルタイムのリスク把握に努めているとのことです

・懸念の声も

地元議員や専門家の中には

危機管理が甘いのではないか

「廃棄物処分場跡地での開催は無理がある」といった

厳しい意見も

一部では開催中止や延期を求める声も上がっています

まとめ:メタンガス問題は“土地の履歴”に目を向けるべき

メタンガスの発生は偶然ではなく

夢洲という土地が抱える過去の履歴に由来するものです

安全対策が進められているとはいえ

今後の作業や本番中の管理体制が問われています

万博の成功のためには

さわっち

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