旅行先でよく使うあの日本語、いざ英語で言おうとすると言葉に詰まってしまうことはありませんか
この記事では、旅先で「これ、英語で何て言うの?」と悩みがちなフレーズを
すぐに使える英語表現とともにご紹介します
これを読めば、レストランや移動、観光など
さまざまなシーンで自信を持って英語で伝えられるようになります

お会計・レストランで使えるフレーズ
- 「割り勘で」→ Let’s split the bill
- 「おごるよ」→ Let me buy you dinner
- 「自分の分だけ払います」→ I’ll just pay for what I had

レストランやカフェでのお会計シーンは
英語でのやり取りに戸惑いがちですが
上記のフレーズを覚えておけばスムーズに伝えられます
レストランやカフェでの食事は、旅行や留学、出張など海外での生活の中で欠かせない楽しみのひとつです
しかし、いざお会計のタイミングになると
「これって英語でどう言えばいいんだろう?」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか
特に日本では当たり前のように使う「割り勘」や「おごる」といった表現は
英語にしようとすると意外とすぐに出てこないものです
そこで今回は、レストランやカフェでのお会計シーンで役立つ英語フレーズを3つご紹介します
これらを覚えておけば、どんな場面でも自信を持ってスマートにやり取りができるようになります
まず、「割り勘で」は英語で Let’s split the bill と言います
split は「分ける」、bill は「請求書」や「お会計」という意味なので
直訳すると「お会計を分けましょう」というニュアンスになります
友人同士や同僚と食事をした後、みんなで平等に支払いたいときにぴったりの表現です
会計の直前に “Let’s split the bill” と一言添えるだけで、自然に割り勘の流れを作ることができます

次に、「おごるよ」という場面では、Let me buy you dinner というフレーズが便利です
buy you dinner の部分は、lunch や coffee など他の食事や飲み物にも置き換え可能です
直訳すると「あなたのディナーを私に買わせて」という意味になり
「今日は私がごちそうしますよ」という気持ちが伝わります
親しい友人やお世話になった人に感謝の気持ちを込めて使ってみてください
カジュアルな場面では “It’s on me” という短い表現もよく使われます
そして、「自分の分だけ払います」と言いたいときは
I’ll just pay for what I had というフレーズが役立ちます
pay for は「~の代金を支払う」、what I had は「自分が食べたもの」という意味です
例えば、みんなでシェアせずにそれぞれ別のものを注文した場合や
自分だけ先に帰る場合などに使えます
店員さんに伝えるときにも “I’ll just pay for what I had” と言えば
個別会計にしてもらうことができます
このように、レストランやカフェでのお会計シーンでは
ちょっとした英語表現を知っているだけで、コミュニケーションがぐっと楽になります
最初は緊張するかもしれませんが、何度か使ってみるうちに自然と口から出るようになります

今回ご紹介したフレーズをぜひ覚えて、次の旅行や食事の際に使ってみてください
きっと会話がスムーズになり、より素敵な時間を過ごせるはずです
移動・道案内で使えるフレーズ
- 「お手洗いどこ?」→ Where’s the restroom?
- 「駅はどこですか?」→ Where is the station?
- 「このバスは空港に行きますか?」→ Does this bus go to the airport?

目的地を聞いたり、移動手段を確認したりするときは
シンプルな疑問文で十分伝わります
海外旅行や出張で、知らない土地を歩くときに一番困るのが
「目的地までどうやって行けばいいのか」「今いる場所からどこに何があるのか」といった
移動や道案内の場面です
日本語なら気軽に「お手洗いどこ?」「駅はどこですか?」と聞けても
英語になると急に言葉が出てこなくなってしまうことはありませんか

実は、こうした場面では難しい表現を使う必要はなく
シンプルな疑問文を使えば十分に伝わります
ここでは、旅先でよく使う移動・道案内に役立つ英語フレーズを3つご紹介します
まず、旅行中に必ずと言っていいほど探すことになる「お手洗い」
英語では “Where’s the restroom?” と聞きます
restroom 以外にも bathroom や toilet という単語もありますが
アメリカでは “restroom”
イギリスやオーストラリアでは “toilet” ということが多いです
お店や駅、観光地などで困ったときは、 “Excuse me. Where’s the restroom?” と
丁寧に聞いてみましょう
簡単なフレーズですが、知っているだけで安心感が違います
次に、移動の拠点となる「駅はどこですか?」というフレーズ
英語では “Where is the station?” と言います
駅の名前を入れて “Where is Shibuya station?” のように具体的に聞くこともできます

地図を見せながら “How can I get to the station?”(駅までどうやって行けばいいですか?)と
聞くのもおすすめです
現地の人に道を聞くときは
まず “Excuse me” と声をかけると、より丁寧な印象になります
そして、バスや電車などの交通機関を利用する際に便利なのが
「このバスは空港に行きますか?」というフレーズです
英語では “Does this bus go to the airport?” となります
バスや電車の行き先が分からないときや、乗り間違いを防ぎたいときにとても役立ちます
空港以外にも、 “Does this train go to downtown?”(この電車は中心街に行きますか?)のように
目的地を入れ替えて使うことができます
これらのフレーズは、どれも短くて覚えやすいものばかりです
海外では、話しかけること自体に勇気がいるかもしれませんが
シンプルな疑問文で十分に意思が伝わります

もし相手の答えが聞き取れなくても、もう一度ゆっくり言ってもらったり
地図を指さしてもらったりすれば大丈夫です
大切なのは、知っているフレーズを恐れずに使ってみること
旅先での移動や道案内のストレスがぐっと減り、より自由に行動できるようになります
ぜひ、次の旅で活用してみてください
旅のあいさつ・気遣いのフレーズ
- 「良い旅を!」→ Have a nice trip!
- 「気をつけて行ってきてね」→ Have a safe trip!
- 「楽しんでね」→ Enjoy your trip!

出発や別れ際に一言添えるだけで、印象がぐっと良くなります
状況に合わせて使い分けてみてください
旅の始まりや別れ際、ちょっとしたコミュニケーションの中で
相手を気遣う一言があると、その場の雰囲気がとても和やかになります
日本語では「良い旅を!」「気をつけて行ってきてね」「楽しんでね」といった言葉をよく使いますが
英語でも同じように気持ちを伝えるフレーズがあります
こうしたあいさつや気遣いの言葉は、長い会話ができなくても
たった一言で相手との距離をぐっと縮めてくれます
ここでは、旅先で使えるあいさつ・気遣いの英語フレーズを3つご紹介します
まず、「良い旅を!」は英語で “Have a nice trip!” と言います

出発する友人や家族、同僚に向かって、明るく送り出すときにぴったりのフレーズです
nice の部分を great や wonderful に変えて “Have a great trip!” “Have a wonderful trip!” としても
より気持ちが伝わります
旅立つ人にエールを送りたいときに、ぜひ使ってみてください
次に、「気をつけて行ってきてね」は “Have a safe trip!” です
safe は「安全な」という意味なので、「無事に行ってきてね」「気をつけてね」
というニュアンスがしっかり伝わります
特に、長距離の移動や初めての場所に行く人に対して、相手の安全を願う気持ちを込めて使うと良いでしょう
空港や駅で別れるとき、またはメールやメッセージでもよく使われる表現です
そして、「楽しんでね」は “Enjoy your trip!” です
enjoy は「楽しむ」という意味で、旅だけでなく “Enjoy your meal!”(食事を楽しんでね)や
“Enjoy your stay!”(滞在を楽しんでね)など
さまざまな場面で応用できます

旅先で出会った人や、これから観光に出かける友人に声をかけるときにぴったりです
相手がこれから経験することにワクワクしているとき
この一言があると気持ちもさらに高まります
こうしたあいさつや気遣いのフレーズは、言葉の壁を越えて心を通わせる大切なツールです
出発や別れ際にたった一言添えるだけで、相手の印象がぐっと良くなりますし
自分自身も温かい気持ちになれます
旅先での出会いや別れは一瞬のことが多いですが
その中で交わす言葉は、きっと心に残る思い出になるはずです
ぜひ、状況に合わせて使い分けてみてください
英語 社会人 一から「これって英語で何て言うの?」シリーズ(旅編)まとめ
- お会計・レストランで使えるフレーズ
- 移動・道案内で使えるフレーズ
- 旅のあいさつ・気遣いのフレーズ
旅先でよく使う日本語フレーズも、英語で言い換えればしっかり伝わります
この記事で紹介した表現を覚えておけば、英語でのコミュニケーションがもっと楽しく
安心できるものになります
次の旅行ではぜひ使ってみてください