2025年5月12日、プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)と福岡ソフトバンクホークスの間で
秋広優人選手と大江竜聖投手がソフトバンクへ
リチャード選手が巨人へ移籍する2対1の交換トレードが成立しました
気になるトレードの背景を見ていきましょう
トレードの背景
- 巨人側の事情
主砲・岡本和真選手の長期離脱や主力選手の相次ぐ故障により、打線の補強が急務となった巨人は、パンチ力のある右打者リチャード選手の獲得に動きました - ソフトバンク側の事情
ソフトバンクも主力外野手の離脱が続き、選手層の厚みを増す必要がありました。秋広選手の長打力や一塁・外野守備力、さらに中継ぎ左腕として実績のある大江投手の補強が狙いです
移籍選手のプロフィールと成績
選手名 | 年齢 | ポジション | 2023年主な成績 | コメント・特徴 |
---|---|---|---|---|
秋広優人 | 22 | 内野手 | 121試合 .273 10本 41打点 | 2m/100kgの体格、長打力、背番号55 |
大江竜聖 | 26 | 投手(左) | 通算149試合 7勝0敗34H 防3.75 | 中継ぎ左腕、変則フォーム |
リチャード | 25 | 内野手 | 詳細不明(長打力が売り) | パンチ力のある右打者 |
※秋広選手は2023年にブレイクしたものの、今季は出場5試合・打率.143と苦しんでいました
秋広優人選手のコメント・心境
秋広選手は移籍について「びっくりしましたけど、ユニホームは変わりますがやることは変わらない
チームのために頑張ろうと思います」と前向きな姿勢を語りました
ソフトバンクについては「レベルが高くて強いチーム
そんなに甘くないと思うが、なんとか試合に出られるように頑張りたい」と意欲を見せています
巨人での5年間については「ジャイアンツのユニホームに袖を通せたことは誇り
レジェンドの方々から多くのアドバイスをもらった」と振り返り
一番の思い出は「初ホームランで(中田)翔さんとお立ち台に上がれたこと」と笑顔で語りました
阿部慎之助監督とは「今日電話して、『イジってくれる人がいなくなるからさみしい』と言われて笑った」と
エピソードを明かし、「新天地で活躍することが恩返し
交流戦のときは特に頑張りたい」と決意を述べています
最後に「ジャイアンツの55番を背負えたのは誇り。経験を生かして頑張りたい」とコメントし
ファンへの感謝も伝えました
今後への期待
秋広選手は新天地ソフトバンクでも、これまで培った経験と誇りを胸に
さらなる飛躍を誓っています
両球団の思惑が一致した今回のトレードは、今後のペナントレースの行方にも
大きな影響を与える可能性があります