映画『キャンドルスティック』がついに公開され、話題を集めています
本作には、かつて『ピラメキーノ』の「ダルさん」として親しまれた
デイヴィッド・リッジズさんが出演しているシーンがあり
懐かしさと新鮮さが交錯します
また、エンドロールには英語指導としてマックスウェル・パワーズさんの名前も
さらに、初代『シンカリオン』のゲンブ役が印象的だった
ファンにとっても見逃せない要素が詰まった本作を、多角的に解説します
1. 『キャンドルスティック』とは?
令和初日を舞台に、AIを騙すマネーゲームが展開
『キャンドルスティック』は、日本・台湾・イラン・ハワイを舞台に
天才ハッカーとその仲間たちが金融市場のAIを欺いて大金を狙う
主演は阿部寛、菜々緒、津田健次郎ら実力派俳優が顔をそろえ
国際色豊かなマネーサスペンスです
監督は映像作家の米倉強太。原作は川村徹彦の『損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー』で
金融商品チャートの「キャンドルスティック(ローソク足)」がタイトルの由来となっています
キャンドルスティックチャートは
株価や為替などを表示するためによく使われているグラフで
日本語では通常「ローソク足グラフ」として知られています
始値、高値、安値、終値という4つの数値項目を使い
ローソク状のグラフを描いて表現するものです
2. デイヴィッド・リッジズさん・ピラメキーノの「ダルさん」再び!
デイヴィッド・リッジズさんの出演シーンに注目
子どもたちに人気だったテレビ東京『ピラメキーノ』の
「だるだるイングリッシュ」コーナーでおなじみの
「ダルさん」ことデイヴィッド・リッジズさんが、本作に登場
『ピラメキーノ』でのレギュラー出演は2009年秋から約1年半
以降もDVDリリースなどで親しまれてきましたが
映画やテレビで彼を観るのは久しぶりという方も多いのではないでしょうか
3. 「デイヴィッド・リッジズさん」をテレビで見たのはいつ以来?
懐かしのキャラクターが現代映画で再会できる喜び
「ダルさん」がテレビでレギュラー出演していたのは
『ピラメキーノ』放送時(2009年秋~2011年春頃)がピークで
その後はイベントやDVDでの登場が中心でした
映画やドラマでの目立った出演は少なく、今回の『キャンドルスティック』での登場は
テレビ世代にとって実に十数年ぶりの“再会”とも言えるでしょう
4. マックスウェル・パワーズさん・エンドロールで発見!英語指導
多彩な活動歴を持つパワーズさんが作品をサポート
エンドロールで英語指導としてクレジットされているマックスウェル・パワーズさんは
声優・ナレーター・司会者として幅広く活躍
マックスウェル・パワーズさんのプロフィール
アメリカ、カリフォルニア州出身
独学で漫画やテレビから日本語を学び、文部科学省の奨学金を受け来日
上智大学の比較文化学部で国際政治学を専攻
その後、翻訳業を通してCMやテレビ番組のナレーションを務める
7年間NHKラジオ基礎英語、世界180ヵ国で見られている
NHK国際放送、他にも数多くの番組、CM、映画にナレーターや司会者として出演
東京2020パラリンピック閉会式の司会も務めたことで知られています
彼のサポートによって、国際色豊かな本作のセリフやコミュニケーションがよりリアルに仕上がっています

シューイチでは、菜々緒さんの友人のお知り合いだったようで
びっくりしたそうです

阿部寛さんも、よく話す方と話していました!
英語も役作りもかねて指導してもらったそうです
5. 初代『シンカリオン』ゲンブ好きに響くポイント
ゲンブ役・マックスウェル・パワーズさんの存在感
初代『シンカリオン』で独特の存在感を放ったゲンブ
その声を担当したのが、今回『キャンドルスティック』で英語指導を担当したマックスウェル・パワーズさんです

初代『シンカリオン』について解説
新幹線が変形するロボ「シンカリオン」に乗る子どもたちが
巨大怪物体から日本を守るために戦うSFアニメ
主人公ハヤトは鉄道好きの少年で、仲間と協力しながら成長していく物語です
ゲンブの哲学的なセリフや印象的なエピソードは
今も多くのファンの記憶に残っています
映画のエンドロールで彼の名前を見つけた瞬間
思わず「おっ!」と反応した方も多いのではないでしょうか
まとめ
『キャンドルスティック』は、金融サスペンスとしてのスリルだけでなく
かつてテレビで親しまれた「ダルさん」や、『シンカリオン』ゲンブ役のマックスウェル・パワーズさんなど
幅広い世代に響くキャスト・スタッフが集結した注目作です
懐かしさと新しさが交錯する本作で、ぜひ新たな発見を楽しんでみてください