日本代表MF久保建英（24＝レアル・ソシエダード）は
6月10日の北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦でA代表10番を初めて背負い
キャプテンマークも巻いて1ゴール2アシストと大活躍
しかし、その舞台裏では「日本のサポーターにもっと盛り上がってほしい」という
切実な思いを明かしました
近年、代表人気の低下が指摘される中
久保が感じている課題と、これからの日本サッカー界が目指すべき方向性について考えます
1. スタジアムの盛り上がりと海外サポーター文化
インドネシア戦では、大勢のインドネシアサポーターがスタジアムを埋め尽くし
日本サポーターと五分五分、あるいはそれ以上の歓声を巻き起こしました
久保も「もっと応援してほしい」と率直に語り
海外遠征で感じた圧倒的なサポーターの存在を振り返っています
日本代表のホームゲームでも、もっと熱気あるスタジアムが
求められている現状が浮き彫りになっています
2. 代表選手としての責任とサポーターへの期待
久保は「日本のホームは簡単じゃないよ」と
代表選手自身の実力や人気不足も認めつつ
サポーターの力でスタジアムを盛り上げてほしいと訴えました
近年はスター選手の不在や地上波放送の減少などで代表人気が低迷しがちですが
久保はその状況を打破する可能性を秘めた存在です
「コレオグラフィーや新しい応援スタイルも取り入れてほしい」と
未来に向けた提案も繰り返しています
コレオグラフィーとは
サッカー等でのコレオグラフィ(人文字)のことで
日本代表戦も、Jリーグの試合も座席にそれぞれの色のA３サイズのボードやフラッグが置かれています。 スタジアムに入る時に渡されるものは、スタジアム全体で同じ色を演出する時に使います。 日本代表戦では最近ではミニタオルなどいろいろ工夫されています
3. これからの日本サッカーと久保建英の役割
久保は「いろいろ規定とかもあって難しいとはいえ
これからそういったところも変わって
日本サッカーがより熱くなっていったらと思う」と
前向きな展望を示しました
サポーターと選手が一体となって盛り上がるスタジアム文化の醸成は
日本サッカーのさらなる成長に不可欠です
久保自身も、その中心的な役割を担う存在として期待されています
まとめ
久保建英が感じている「代表人気」への問題意識は
日本のサポーター文化やスタジアムの盛り上がりを考えるきっかけになります
選手とサポーターが互いに刺激し合い、より熱い応援が生まれることで
日本サッカーの未来はさらに明るくなるはずです
久保の言葉と活躍を通じて
日本サッカー界全体が次のステージへ向かうヒントが語られています
